芸備書房

古書を守る守り神 我が家の「レオ」猫のはなし

 黒白はちわれ猫の「レオ」が我が家にやって来たのは、2017年の春先だったと思う。当時小学生だった娘が、猫を飼いたいというので子猫をもらってきたのだ。その当時は島根県に住んでおり、本格的に古書店を始めることになって5年前に広島に転居し、今年5月からは広島店も改築のため立ち退き、現在は兵庫県赤穂市の住居兼事務所でレオと暮らしている。娘は進学のため、首都圏へ行ってしまったので、仕事をしながら、レオの世話や遊びに付き合っている日々である。

 ところで、猫と本の相性であるが、昔からとても良いといわれている。

 中世ヨーロッパの頃は本は羊皮紙でできており、印刷技術もまだなかったため、本はとても貴重で高価なものだったらしい。

羊皮紙は、羊の皮をなめしてつくるため、ネズミに本(羊皮紙)をかじられる被害が多発してたようだ。そのため、猫を飼ってネズミから本を守る役目をしていたことから、本の守り神として活躍していたようだ。

 今は紙(パルプ)の時代となって、ネズミの被害は?というところだが、今も変わらず猫と本の風景はいつまでもほほえましい。

 PS:当店では様々な書籍を取扱しております。お気軽にお問合せご相談ください。

 

   島根時代に水を飲むレオ

兵庫県赤穂市に引っ越してきたばかりのレオ

 

 

 

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